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さて、4日間に渡って「20代」、「30~40代(結婚した場合)」「30~40代(シングルの場合)」「50代」の4つに分けて、充実した豊かな老後への備え方を整理してきました。

さて、最後に考えてみるのは「20代」の備え方です。

現在では平均初婚年齢は男性が30.8歳、女性が29.2歳まで高まっており、ほとんどの人の20代はシングルで暮らす時期となりつつあります(厚生労働白書2013年)。

しかし、このシングルで暮らす30歳までの時間を、「今のことだけ」を考えて、買い物をして過ごしてはいけません。

その先の長い人生を見据えて、お金のやりくりを覚えていかなければいけない時期だからです。

むしろ20代は、これからどんな人生を歩むことになろうとも対応可能なお金の作法を覚えておくことが必要です。

もちろん、スタートラインは「貯金ゼロ円」であることが多いでしょう。

新社会人になって(仮に22歳とする)、30歳に到達するまで、何ができるか考えてみます。

20代にとって、お金を貯めることはそう簡単ではありません。

まだお金の使い方も分からない一方で、アルバイトのころよりは多いお金が手に入るからです。

何か欲しいものがあれば買いたくなりますし、今までより少し高級なものも買いたくなります。

例えば新卒であれば、就職活動のとき使っていたガチガチの黒スーツではなく、社会人としてもう少しリラックスしたスーツを買いたくなります。

分割払いで買えば毎月の家計を数カ月圧迫します。

まとまったお金がもらえるボーナスも消費の誘惑を招きます。

住宅ローンや子どもの学費がかかる年齢ではボーナスがほとんど消えてしまうのと大違いで、独身時代のボーナスはすべて自分の使いたいように使えます。

しかし、逆の見方をすれば、ボーナスを貯められるのは独身の今のうちかもしれません。

充実した豊かな老後をにらんで考えたとき、明らかに「貯めどき」といえるのは、年収が増えた40代や50代ではなく「独身の20代」なのです。

実際に、その後シングルライフを歩もうと、結婚生活に入ろうと、この違いは一生尾を引くことになります。

20代に貯めたお金は、その後の人生を大きくラクにしてくれる、と考えておくことが必要です。

具体的に20代でお金を貯めたいと考えたとき、どのような方法が考えられるでしょうか。

考え方の基本は「先に貯めて、残りを使う」です。

1カ月買い物をして、給与振り込み日前に残ったお金を貯金しようというアプローチは心理的にもうまくありません。

「ぴったり使い切ってしまったら、貯金はゼロだけど仕方ないね」という言い訳を自分に許してしまいます。

ガマンをして遠い将来に備えることと、今使い切って楽しく過ごすことを合理的に判断・実行できるほど人は強くないからです。

となると、実行可能なお金の貯め方は「先に貯める分を引いて、残りを使う」生活にすることです。

貯蓄用として口座を分けて給与振り込み日の同日もしくは翌日に、目標とする貯金額を自動的に引き落としし、確実に貯めていくのです。

具体的には「一般財形(会社の制度)」「積立預金(銀行が行っている)」「積立投資信託(銀行や証券会社が取り扱う)」などの制度を使うことが考えられます。

ひとまずの目標は月収の10%、ボーナスの20%です。

仮に年収が400万円で、月収25万円、ボーナス50万円の人がいたとしたら、年間で50万円が貯まります。

22歳から8年間続けることができれば、400万円と利息を財産として30代を迎えることができます(20代の後半に年収があがれば、もっと増える可能性もあります)。

先ほどの「30歳で貯金1000万円」の人は、月収の2割、ボーナスの25%以上を貯めていたということになります。

親の家から通勤している人であれば、不可能ではない数字です、ぜひチャレンジしてみてください。

20代で貯めたお金は「充実した豊かな老後」を導くといいましたが、実は30代で使ってしまってもかまいません。

30代でローンを組まずにすめば、その分また将来に貯める余裕を作れるからです。

結婚資金や新生活の資金を借りることは基本的に避けるべきですし、子どもの出産前後にかかるお金を借りても育休の時期に返すことはできません。

住宅購入時の頭金は多ければ多いほど、ローンの返済総額を減らしてくれます。

先ほどの400万円と利息を30代のライフプランに用いたとしても、ちゃんとバラ色老後につなげることはできるのです。

そういう選択の余裕ができるところに「20代の資産形成」の最大の価値があるのです。

さて、30歳以上の方からすると、「じゃあ、自分はもう手遅れなのか?」と思われるかもしれません。

しかし、そう考える必要はありません。

充実した豊かな老後のためにお金を貯めようと気がついて、行動した人はがんばった分、確実にバラ色老後は近づきます。

年齢は関係ありません。1万円貯めた人は1万円老後は充実し豊かになる、という積み重ねだからです。

先ほどの例の「30歳時点でマイナス50万円」の人も、そこで気づいて借金を返すことができれば、資産形成のステージに戻ってくることができます。

気づいたところが、その人の充実した豊かな老後のスタートラインなのです。

 

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