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3世代ファミリーポートレート

世代別に老後難民にならないための対策を紹介しています。

退職後に必要な資金を逆算して準備するという「逆算の資産準備」です。

ゴールを何歳に設定するかが重要です。

日本人の平均寿命を考えて95歳。

資産運用もしながら、お金を使っていき、人生の最期にちょうど資産が0になるというイメージでしょう。

資産運用をいつ止めれば良いのか、あるいは殖やしたお金を引き出す場合にどうすれば良いのか、

「使いながら運用する」そういったスタイルが必要になってきます。

まず、使うだけだと元本を減らしていく一方ですが、使うことに「運用する」ことを組み合わせると、

使うだけに比べて元本が目減りするペースを抑えることができます。

そうすることで、老後の準備金が0円になるのを先延ばしにするという考え方です。

たとえば老後資金から年間4%を引き出すと共に、年3%のリターンで運用できれば、年間の目減りは1%に抑えられます。

引き出す額は一定額ではなく、一定率にした方がいいでしょう。

たとえば毎月10万円ずつ引き出すとするじゃないですか。

この方法だと、運用が上手くいっている時は特に問題ないのですが、

逆に保有資産が値下がりしている時には、元本の目減りをより早めてしまうのです。

でも、定率で引き出すようにすると、元本が目減りした時にはその分、

引き出す額も少なくなるので、元本の目減りを抑えられるのです。

定率ということは、毎回、引き出す金額が変化するということです。

たとえば投資元本が3000万円で、年120万円引き出すとしましょう。

1年目は3000万円から120万円を引いた2880万円が残ります。

その後、運用で2700万円まで目減りしたところで120万円を引き出すと、元本は2580万円です。

対して、年間4%ずつの定率引き出しにすると、

1年目は3000万円の4%で120万円を引き出すから2880万円が残ります。

それで、運用によって2700万円まで目減りしたところで4%の引き出しだと、引き出し額は108万円です。

結果、2592万円が残ります。運用が上手くいかなかった時は多少我慢する必要はありますが、

定率引き出しを心がければ、元本が目減りするピッチをかなり抑えることができるのです。

積み立ては毎月1万円などの「定額」がよいとされていますが、引き出す場合は減るのを防ぐために「定率」がいいというわけですね。

あとは実際、どうやって運用するかということですが、資産は基本的に将来、成長が見込めるところに投資することが肝心だと考えています。

それも分散ができるといちばんいい。

分散投資は一つよりも二つ、二つよりも三つ、三つよりも四つのほうがよりベターな世界です、と答えています。

確か、分散投資の効果が顕著に表れるのは、7つの資産クラスに分散するところまでだと言いますね。

まあ、簡単な方法としては国内株式、外国株式、国内債券、外国債券という4つの資産に4分の1ずつ分散しても、

分散投資効果は得られると考えています。

私は、誰にでもぴったりとフィットするアロケーションというのは、存在しないと思うのです。

毎月分配型のようなファンドは、資産形成層には向かない、というか毎月分配型ファンドは金融機関が売りやすいだけです。

毎月分配型のすべてが悪いと言えば言い過ぎかもしれませんが、当てはまる方はとても限定的でしょう。

たとえば高齢者が毎月、運用益と元本の一部を取り崩しながら生活費に充てるというのに、この手のファンドを利用するという手はあると思います。

実際、米国にはたとえば3000万円を20年後に0円にするファンドが存在します。

使いながら運用するという場合にぴったりの商品性だと言えるかもしれません。

そもそも、販売会社の売り方に問題があると思っています。

分配金をまるで預貯金の利息であるかのように印象付けて販売しますから、顧客の誤解を招いてしまうのです。

なかには「このファンドの購入時手数料は割高ですが、分配金も高いので、4回分の分配金で元が取れます」

というセールストークをしている営業担当者もいるそうですから。

運用するのは大事ですが、金融機関の口車に乗せられないようにする自己防衛も必要です。

まずは窓口に行ってみよう、ではダメなんです。

窓口では、自分にとってのオススメが出てくるわけではなくて、

金融機関に都合のよい、つまり売り手側が儲かる商品を売りつけられてしまうケースが非常に多いので…。

いろいろな観点から話をしてきましたが、資産形成の最大のカギは積立ではないでしょうか。

長期的に資産形成を行っていくのであれば、積立が最も有効な手段だと思います。

ただ、万能ではありませんよね。積立投資をすれば100%、資産運用の問題を解決してくれるとは限りません。

積立投資だって、デメリットはあります。

基本的に、将来は明るいという前提条件がないと、積立投資は成り立ちませんからね。

ずっと下がっていく相場では、いくら積立投資を続けても効果は得られません。

だからこそ、長期でみると上がるだろうと予想される「全世界」への分散投資などが効果があるわけです。

あとは資産クラスが集中した積立投資も危険ですね。

たとえばある国の債券だけとか、エコロジーなどのテーマ型のファンドとか…。

何が当たるかは誰にもわからないわけですから、できる限り分散しておくのが有効なのです。

それでいえば、自社株積立は危険ですよ。

資産の集中もこわいですが、購入時期の分散ができるのが積立投資です。

そしてこの積み立て自体、ある意味、投資への納得度を高めてくれます。

値段が下がっても安く購入できている、と思えますから。

もちろん、底値で一括投資した方が効率が良いという考え方もあるのですが、今が底値かどうかの判断は非常に難しいですよね。

底値を待っていたら、いつの間にか値上がりしてしまい、なお投資できなくなる。そういう問題を無くすには、積立投資しかありません。

10年間毎月積立をするのであれば、120回も買う機会があるわけですから、

1回、買う時の価格が高いか安いかの判断は、全体を通じて見れば120分の1に過ぎないので大したことはありません。

そのくらいの気持ちで積立投資と付き合っていくのが良いでしょう。

あと、最後に言いたいのですが、50歳になるまで貯蓄が0円だと、本当に大変なことになります。

若い人にとって定年後の生活というのは、あまりにも遠い未来で実感がわかないと思いますが、

とにかく今、会社から得ている給料は、自分自身が95歳まで生きていくうえで必要な原資であるということを自覚して、

しっかり積立投資などをすることが肝心だと思います。

現在の日本で購入できる長期投資に向いたファンド、つまり投資信託はほとんどありません。

長期投資に向いた投信とは、全世界に投資できて、購入手数料が0円といったコストが低いもの、

さらに運用期間が無期限で、自分の口座から自動積み立てしてくれる…というような商品です。

そういった大きく育ついい投信を積み立てる設定をして、あとはほったらかしで大丈夫、

それが忙しい人でも、まとまったお金がなくても、誰にでもできる王道の投資法だと思います。

長期で投資を実行していくことが、老後難民から抜け出せる方法だと思います。

運用で増えたお金を計画的に使っていく、こういったビジョンが見えるかどうかで、老後難民から抜け出せると思いますね。

 

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