このエントリーをはてなブックマークに追加




記事の詳細

pitti_84th_001-thumb-660xauto-195300

メンズファッションの記事を読んでいくと、

必ずと言っていいほどフィレンツェで行われる展示会「ピッティウオモ」の話題に打ち当たります。

「それって、ミラコレと比べて、そんなに大事なの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。

PITTI IMMAGINE UOMO (通称:ピッティ・ウォモ)は、

イタリアのフィレンツェで毎年2回、1月と6月頃に行われる世界最大級のメンズプレタポルテの見本市で、

イタリアンブランドはもとより世界各国のナショナルブランド達が翌年の新作モデルを発表し、

また世界各国からそれを買い付けるために多くのバイヤー達が集う展示会です。

取り扱うアイテムも多岐にわたり、ビジネスからカジュアル、フォーマル、

バッグ、靴、 アクセサリにいたるまでメンズファッションの全てが展示されています。

出展するブランドは大小さまざまで、メジャーなところでは エルメネジルド・ゼニアやスキャバル、

チェルッティのようなファブリック兼業のプレタブランド、 キトンのようなクラシコイタリアを代表するブランド、

セレクトショップ御用達のベルベスト、 高級シャツのルイジ・ボッレリ、パンツで有名なインコテックス、

靴のエドワード・グリーンやステファノ・ビ、アルティオリ、 デザイナーズブランドのヒューゴ・ボスや、ミッソーニ、カルバン・クラインなどが参加しています。

日本からは伊勢丹や阪急などの大手百貨店やユナイテッドアローズ、 トゥモローランドといったセレクトショップから毎年多数のバイヤー達が参加しており、

ここで発表された商品アイテムの多くが、翌年の日本のメンズアパレル市場にお目見えすることになります。

ミラノコレクションには、レディースだけでなく、当然メンズのショーもあり、、、知っての通り、時代と格闘しつつ、

半歩先未来の気分をファッションで表現するっていう飽くなき試みを繰り広げています。

ただ、ファッションショーというもの自体女性性や男性性の未来像やファンタジーを表現するモノですから、

多少現実的でないものも含まれる要素もあります。

女性の場合は、そんなファンタジーを現実に反映させても華があって、良い感じになる場合も多々ある様ですが、

どうもメンズの場合は難易度が高い印象を感じます。

メンズのショーに出てくる男性像を、そのまま現実に反映させてみると、どうもフェミニンな感じになったり、アバンギャルドで

未来映画の主人公みたくなったりで、、、セルフイメージにブレない軸を持っている人なら似合うのですが、

自分にかなりの自信がないと着こなせない感じがしませんか(笑)

その点において、展示会「ピッティウオモ」に出展しているブランドは「リアルクローズ」、

ようは実際に道端でも簡単に着こなせる服に焦点を絞っている場合が多いので、

そこでのトレンドも、商売的にはとても大事なんでしょう。

ヨーロッパ人の主流が考える「スノッブ文化としての(時にはアバンギャルドな)気取ったファッション」

という文脈からは外れてるのかもしれませんが、実際は、巨大なマーケットがあるということはおわかりでしょう。

そんな街でも着やすい「リアルクローズ」に焦点を当てたジャーナリズムというのは、

世界でも割と稀で、なんと日本の男性誌は最先端を行っているかもしれません。

ヨーロッパでも男性ファッション誌はスノップかアバンギャルドを謳っているモノばかりで、この手の雑誌はありませんから。

これも、やはり洋服の文化を輸入する側にいたという、日本人の自由さの御陰かもしれませんね。

ヨーロッパ人には、そんなファンタジーは思いつかなかったはずですし。

「リアルクローズ」のファンタジーを、勤勉に切磋琢磨した日本の男性誌の世界観が、

最近ではイタリアのファッション関係者にも、一目置かれているという話を何度か耳にしました。

週末などに昔のハリウッドのスターの写真集を眺めたりするのと同様に、そんな日本の男性誌を眺めたりするのが、

至福の時であり、インスパイヤーの源だそうです。

日本人の友人に送ってもらったり、海外雑誌を売っているオシャレ本屋で手に入れるらしいです。

不思議な感じがしませんか、イタリア人が日本のファッション雑誌を本屋で買うなんて。

仕事を通して、つぶさに観察するに、そんな日本の「リアルクローズ」の世界を盛り上げているのは、

ジャーナリズムだけではなくて、バイヤーの存在も大きいでしょう。

イタリアのメジャー経済紙の「Il sole 24ore」の今年のピッティ総論みたいな記事では、日本のバイヤー達の写真が主役でした。

奇をてらった目立つ服装ではなくて、完全にイタリアンファションをモノにしているニッポン男児の三人組の写真でした。

「ピッティでは、展示場だけでなく、バイヤーのファッションそのものも、ショーケースである」というタイトルがあるくらいですからね。

写真と記事を読み合わせると、日本のバイヤーが何を着ているかを注目するのも、ピッティの存在理由だという文脈になりますからね。

あと、ご存知の方も多いと思うのですが、彼らバイヤーはブランドが打ち出してきた商品を大人しく選んで買うだけではないんです。

例えば、このデザインなら、この色で展開してくれとか、この縫い方ではダメだとか、これじゃあ生地の照りが足りないだろーなんて、

うるさく注文をつけるらしいんです。ブランド側も「じゃ、照りを出しゃ良いんでしょ?」って、

スーパーカーが買えるような値段の洗いのマシーンを導入したりする事もあります。

うるさい日本のマーケットの話を聞いておけば、後々他のマーケットでも役に立つはずって算段だというから驚きです。

「リアルクローズ」とは言え、毎年毎年、デザインも生地も色もドンドン新しいものが出てくる、

生き馬の目を抜くような目まぐるしい世界なわけですからね。

ある意味、イタリア人と日本人のコラボで、コマを進めている場面もあるんだよっ話です。

 

投資家サポートが必要な方はお問い合わせください。

☟クリックして応援してください☟
にほんブログ村 為替ブログ FXファンド・マネージドアカウントへ 

PI_HF_NOW_IN _FLORENCE_6_U PI_HF_MSGM_1 PI_HF_NOW_IN _FLORENCE_11_U PI_HF_YOU_1 PI_HF_NOW_IN _FLORENCE_01_U PI_HF_MSGM_2 PI_HF_NOW_IN _FLORENCE_9_U

関連記事

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

当サイトについて

当サイトは年収3000万円以上の富裕層の方向けプライベートクラブFORTUNAの会員向けサイトです。FORTUNA Ltd.によって企画・運営されており、専門スタッフによる電話(Skype)インタビューや各種書類の照合などを行い、税込年収3000万円以上の方のみにご入会いただいています。 現在は、既存会員からのご紹介者様のみを受付しております。 入会審査をご希望の方は、既にFORTUNAをご利用の方からの招待メールの内容に沿って申請をお願いいたします。何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。         ◇ FORTUNA Ltd.について            Fortuna Ltd.は2011年に設立され、オフショアに精通した国際弁護士、会計士、金融機関経営出身者、金融マーケティングの専門家により運営されています。 個人資産の形成、運用、相続スキームの構築を始め、企業年金や退職金運用など中長期的な資金調達やM&Aスキーム構築等、個人及び法人の資産運用の導入プランの設計、及び財務コンサルティングを専門とするサービスを提供しています。
ページ上部へ戻る

Welcome to FORTUNA PRIVATE CLUB.

ENTRANCE


Lost your password?

 

Registration is closed

Sorry, you are not allowed to register by yourself on this site!

You must either be invited by one of our team member or request an invitation by emailing the site administrator at info@fortuna.sc.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。